

近藤雄生(著)
判型:46判並製
頁数:336ページ
装丁:文平銀座
発刊:2013年8月27日
ISBN:978-4-903908-44-1
5年旅して「夫婦」になった。
異色の紀行ノンフィクション・『遊牧夫婦』シリーズ最終巻。
結婚直後、夫婦で5年間の旅に出た『遊牧夫婦』。本書では、旅の最後の一年間、中国を出発してユーラシア大陸を横断、そしてアフリカへいたるまでの日々をお届けします。
「一生旅をつづけたい」----出発時の思いは、ユーラシア大陸を駆け抜けるなかで、いかなる変化を遂げたか?旅する理由、働く覚悟、新たな夫婦の形...。
2人が最後に見つけたものは?
編集部註:本書から始めて、その後、1、2巻を読んでも十分楽しめます!
本書の旅のルート:北朝鮮、中国、モンゴル、ロシア、チベット、キルギス、ウズベキスタン、トルクメニスタン、イラン、アルメニア、グルジア、トルコ、ギリシャ、イタリア、スイス、オランダ、スペイン、モロッコ、南アフリカ、ボツワナ、ザンビア、マラウィ。
●著者情報
近藤雄生(こんどう・ゆうき)
1976年東京生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院修了後、旅をしながら文章を書いていこうと決意し、2003年に妻とともに日本をたつ。オーストラリアでのイルカ・ボランティアに始まり、東南アジア縦断(2004)、中国雲南省で中国語の勉強(2005)、上海で腰をすえたライター活動(2006-2007)、その後ユーラシア大陸横断を経て、ヨーロッパ、アフリカへ。2008年秋に帰国し、現在京都在住。著書に『旅に出よう』(岩波ジュニア新書)、『遊牧夫婦』『中国でお尻を手術。~遊牧夫婦、アジアを行く』(以上、ミシマ社)