クリープハイプ(聞き手:木村俊介)
判型:四六版並製
装丁:寄藤文平(文平銀座)
発刊:2019年10月20日
ISBN:978-4-909394-27-9
●内容
今年の11月16日、現メンバーによるバンド結成10周年を迎えるクリープハイプ。
このバンドを小さな会社だと思っているーー尾崎世界観
2009年11月16日、当時、メンバーが次々と脱退して尾崎世界観の「一人バンド」となっていたクリープハイプに、3人が正式に加わる。それから10年――。
順風満帆とは全く言えない10年間に起こった数々は、まさに「小説より奇」なり。
プチ失踪、メジャーデビュー、解散の危機、レーベル移籍、炎上、歌えない・演奏できない身体…。
次々に押し寄せる困難をどのように乗り越えていったのか? そもそもなぜ、この4人だったのか?
小泉拓(ドラム)、長谷川カオナシ(ベース)、小川幸慈(ギター)、そしてフロントマンの尾崎世界観。メンバー4 人が初めて怒涛の10年を語り尽くす。
今や、絶滅危惧種と言われる「バンド」。この時代に何かを表現すること、表現を生業にすること、チームで何かをおこなうこと、こうしたもの「すべて」に迫る、唯一無二のノンフィクション。
※特典バッヂと、初版限定特典のポストカードは終了いたしました。
現在は2刷分よりお送りしております。
●著者情報
クリープハイプ
2001年結成。3 ピースバンドとして活動を開始する。2009年、現在のメンバーでの活動をスタート。2012年4月、メジャーデビュー。最新アルバム『泣きたくなるほど嬉しい日々に』(2018年10月)。
尾崎世界観の著書に『祐介』『苦汁 100%』『苦汁 200%』(文藝春秋)、『泣きたくなるほど嬉しい日々に』(KADOKAWA)など。尾崎世界観は、本年4月よりTBSラジオ『ACTION』のパーソナリティ(火曜日)を務める。
木村俊介(きむら・しゅんすけ)
インタビュアー。1977年、東京都生まれ。著書に『善き書店員』『インタビュー』(ミシマ社)、聞き書きに『調理場という戦場』(斉須政雄/幻冬舎文庫)、『デザインの仕事』(寄藤文平/講談社)などがある。