【アーカイブ(視聴期間:11/26(金)まで)】ちゃぶ台編集室 第1回:松村圭一郎×村瀬孝生 「弱さとアナキズム」アーカイブ視聴チケット
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【アーカイブ(視聴期間:11/26(金)まで)】ちゃぶ台編集室 第1回:松村圭一郎×村瀬孝生 「弱さとアナキズム」アーカイブ視聴チケット

¥2,420 税込

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<MSLive! オンライン配信イベント> 9/21(火)に開催した、ちゃぶ台編集室 第1回 松村圭一郎×村瀬孝生「弱さとアナキズム」のアーカイブ動画視聴チケットです。 ※「第2回」はこちら。 中島岳志×辻山良雄×三島邦弘 鼎談 「著者、書店主と考える これからの本のこと」 https://mishimasha-books.shop/items/6130206cf604a94295597f72 ※お得な「第2回」との通しチケットはこちら!(第1回はアーカイブ動画をご視聴いただけます。) https://mishimasha-books.shop/items/6131fa4047a5343d230e99e7 <出演> 松村圭一郎、村瀬孝生 <動画時間> 約140分 <内容> ・自分たちが作ってきた概念から解放されるのが「ぼけ」 ・介護保険によって起こる分断 ・問題を解決する鍵は「巻き込まれる」 ・人類学と介護の共通点 ・組織を運営する中で行き当たる限界 ・人間の弱さを前提にしたコミュニケーション <イベント案内>  昨年11月にリニューアルし、以降半年に1回の刊行ペースとなった雑誌『ちゃぶ台』。 「ちゃぶ台編集室」は、2021年11月刊行予定の『ちゃぶ台8』を、参加してくださる皆さまと一緒に練り上げるべく、9月に2回にわたり開催するイベントです。 9月21日(火)に開催する第1回は、新刊『くらしのアナキズム』を発刊される人類学者の松村圭一郎さんと、福岡で「宅老所よりあい」( http://yoriainomori.com/ )を運営されている村瀨孝生さんをお迎えし、対談いただきます。 『くらしのアナキズム』において、松村さんは、「生活者」が持つ潜在的な力に光を当て、アナキズムは生活者としてよりよく生きるひとつの手段であると綴られています。 ❇︎ ❇︎ ❇︎ この本で考える「アナキズム」は達成すべき目標ではない。むしろ、この無力で無能な国家のもとで、どのように自分たちの手で生活を立てなおし、下から「公共」をつくりなおしていくか。「くらし」と「アナキズム」を結びつけることは、その知恵を手にするための出発点だ。――「はじめに」より ❇︎ ❇︎ ❇︎ そんな松村さんは「村瀬さんこそ、くらしのアナキストではないか」と語られます。 村瀬さんは、ミシマ社のウェブマガジンにて、伊藤亜紗さんと「ぼけと利他」( https://www.mishimaga.com/books/boketorita/002547.html )という往復書簡連載を執筆くださっており、そこでは、国の基準や、施設側の効率を押しつけるのではなく、認知症でぼけの深まるお年寄りたちに教えられるようにして、老いて死にゆく人間の生理に接する日々の思索が綴られています。身の回りに生じる出来事や問題に対し、自分たちで考え、取り組む村瀬さんの活動は、松村さんが目指す「くらしのアナキズム」にも共鳴しているように思います。 大きな国家に対して、弱い存在である「生活者」に可能性を見出す松村さんと、社会的には弱者とされる「高齢者」に寄り添いつづける村瀬さん。それぞれが向き合うものの先に、今の社会であたりまえとされている「正しさ」や「ルール」や「システム」を揺さぶることのできる可能性が秘められているのではないか? 合理化された社会では否定されがちな「老い」や「高齢者」に対する見方をひっくり返す、お二人の対話をお楽しみに。 <書籍情報> 松村圭一郎(著)『くらしのアナキズム』 9月29日刊行予定 https://mishimasha.com/books/kurashinoanarchism.html ミシマ社(編)『ちゃぶ台8』 11/20刊行予定 https://mishimasha.com/books/chabudai08.html ★★★協力書店でサイン本発売中!★★★ 本イベント協力書店では『くらしのアナキズム』を9/17より先行販売しております(店頭/オンラインとも)。 ◆青山ブックセンターオンラインストア https://aoyamabc.jp/products/anarchism-in-daily-life ◆スロウな本屋 オンラインストア https://slowbooks.securesite.jp/shop/products/detail.php?product_id=1928 ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ <ご視聴方法> ・ご購入いただくと、チケットPDFファイルをダウンロードできます。そちらに記載の配信URLよりご視聴ください。以下ページに詳しい手順をまとめています。 https://www.mishimaga.com/books/ms-live/002930.html <注意事項> ・イベントチケットおよびアーカイブ動画の転売・共有は固くお断りいたします。 <登壇者プロフィール> 松村圭一郎(まつむら・けいいちろう) 1975年熊本生まれ。岡山大学文学部准教授。専門は文化人類学。所有と分配、海外出稼ぎ、市場と国家の関係などについて研究。著書に『うしろめたさの人類学』(ミシマ社、第72回毎日出版文化賞特別賞)、『はみだしの人類学』(NHK出版)、『これからの大学』(春秋社)など、共編著に『文化人類学の思考法』(世界思想社)、『働くことの人類学』(黒鳥社)、『くらしのアナキズム』(ミシマ社)。 村瀨 孝生(むらせ・たかお) 1964年、福岡県飯塚市生まれ。東北福祉大学を卒業後、特別養護老人ホームに生活指導員として勤務。1996年から、「第2宅老所よりあい」所長を務める。2015年4月より特別養護老人ホーム「よりあいの森」施設長。著書に『ぼけてもいいよ』(西日本新聞社)、『看取りケアの作法』(雲母書房)、『おばあちゃんが、ぼけた。』(新曜社)など多数。 <"「さびしい」が、ひっくり返る"に寄せて>  ちゃぶ台返しという言葉があるが、実際にするものではない。してはいけないと思う。家庭でそんなことをすれば、起死回生の関係回復より、崩壊が訪れる確率がずっと高くなる。仕事の現場でも、あの人のちゃぶ台返しのおかげで成功した、などとしばしば耳にするが、それは、ちゃぶ台返しというより、適切な軌道修正と言うのが正確だ。  ただ、気分はわかる。長引く行動の自粛。先行きの見えない商売。ストレス発散もままならぬ日々。鬱屈とするのももっとも。あらゆるものを台に載せ、全てを投げ打ってしまいたい。そうして、0から再出発したい・・・。  とはいえ、実際にストレスやら理不尽さからくる怒りを載せて爆発させると、自分たちが傷ついてしまう。一度や二度では済まないほどに怒る材料はあるわけで、身がもたないだろう。  では何をひっくり返す? と考えたとき、「さびしい」が脳裏に浮かんだ。  理由は簡単。なんともいえず、さびしいのだ。仕事であれ日常生活の中であれ、人と会うことや接触が圧倒的に減った。そうして、だんだんとさびしさが募っていっている。いや、さびしくなったわけではない。生きることはもともとさびしいもの。それに気づかずにいただけかもしれない。いずれにせよ、確かにさびしいはある。  その「さびしい」を、ひっくり返したい。  本号では、尊敬してやまない書き手の方々に、さまざまな「さびしい」を載っけてもらい、ひっくり返してもらうことにした。そうしてみると、どんなことが起こるだろうか?  想像するだけでワクワクしてくる。もう、すでに、「さびしい」が自分から去った気さえしてきた。 本誌編集長 三島邦弘