
【オンライン配信チケット】2/13(月)松村圭一郎×齋藤陽道『小さき者たちの』刊行記念対談「小さきいのちを、生きるよろこび ~100年前の熊本、今の熊本~」#MSLive!
2,200円
※こちらはダウンロード商品です
20230213_ticket.pdf
216KB
<MSLive! オンライン配信イベント>
『小さき者たちの』刊行記念対談
「小さきいのちを、生きるよろこび
~100年前の熊本、今の熊本~」
ライブ視聴チケットです。
※チケット購入者にはアーカイブをお送りします。(視聴期間:1ヶ月)
※本イベントは「本屋と活版印刷所(天草)でのリアル開催」と「オンライン配信」の同時開催です。本ページは「オンライン配信」のチケット販売ページになります。
※会場参加は満員御礼となりました。
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<開催日時>
2月13日(月)19:00~20:30
<出演>
松村圭一郎
齋藤陽道
※対談はチャットを使って行い、チャット画面をスクリーンに映し出してご覧いただく予定です。
<イベント内容>
★☆★松村圭一郎さん新刊『小さき者たちの』刊行記念・九州ツアー天草編★☆★
2023年1月20日、文化人類学者・松村圭一郎さんの新刊『小さき者たちの』が刊行となります。
『小さき者たちの』で、初めて地元・熊本の歴史に向き合い、掘り下げた松村さん。
水俣、天草、須恵村に暮らした人々の声は、ときに生々しく、ときに活き活きと、私たちが知らなかった日本のこと、自分たちのことを教えてくれます。
水俣の公害をめぐる闘いについて、松村さんはこう書いています。
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問題の本質は、認定や補償ではない。世界に生かされて生きている。命がさまざまな命とつながって生きている。それを身近に感じられる世界が壊され、命のつながりが断ち切られた。水俣の漁民や被害者たちの「闘い」は、この尊い命のつらなる世界に一緒に生きていこうという、あらゆる者たちへの呼びかけだったのだ。(三、いのち より)
――――――――
一方、齋藤陽道さんは、コロナ禍の2020年の終わりに、東京から熊本に移住されました。2人の子どもたちと一緒に、熊本の自然に、畏怖しながら触れていくフォトエッセイ(『ちゃぶ台6』~『ちゃぶ台10』に連載中)は圧巻です。移住したときのことを綴った『このたった今から始めていく』で、齋藤さんはこう書いています。
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先の見えない自粛三昧の一年は、次第に閉塞感をつのらせた。(…)いのち同士が、心を通わせあうところから湧きでるはずの、よろこびは、どこ? どこ? どこ? いったい、どこへ?
すべてのいのちに平等に拓かれているものたちにつつまれながら、そのなかを巡りゆくよろこび。
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齋藤さんがフォトエッセイで綴る言葉は、『小さき者たちの』に出てくる100年前の人々の言葉と、不思議なほどに響き合います。
松村さんが、本書を紡ぎながら考えたこと、熊本で生まれ育って感じてきたこと。
齋藤さんが、熊本に移り住んで、感じていること。
天草の地で、語らっていただきます。
<関連書籍>
~~2023年1月20日発売~~
『小さき者たちの』松村圭一郎(著)
https://mishimasha.com/books/9784909394811/
生活者のための総合雑誌
『ちゃぶ台10 特集:母語ボゴボゴ、土っ!』
https://mishimasha.com/books/9784909394804/
→齋藤陽道さんのフォトエッセイ「恩言語を宿らせる」掲載!
<登壇者プロフィール>
◆松村圭一郎(まつむら・けいいちろう)
1975年熊本生まれ。岡山大学文学部准教授。専門は文化人類学。所有と分配、海外出稼ぎ、市場と国家の関係などについて研究。著書に『うしろめたさの人類学』(第七二回毎日出版文化賞特別賞)、『くらしのアナキズム』(以上、ミシマ社)、『はみだしの人類学』(NHK出版)、『これからの大学』(春秋社)など、編著に『文化人類学の思考法』(世界思想社)、『働くことの人類学』(黒鳥社)。
◆齋藤陽道(さいとう・はるみち)
1983年東京都生まれ。都立石神井ろう学校卒業。写真家。熊本在住。著書に『声めぐり』『異なり記念日』、写真集に『それでも それでも それでも』『感動』〈2011年刊〉、『感動、』〈2019年刊〉など。2022年5月に、『育児まんが日記 せかいはことば』を発表。生活者のための総合雑誌「ちゃぶ台」(ミシマ社編)で連載中。
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<参加方法>
・ご購入いただくと、チケットPDFファイルをダウンロードできます。そちらに記載の配信URLよりご参加ください。以下ページに詳しい手順をまとめています。
https://www.mishimaga.com/books/ms-live/002930.html
<注意事項>
イベントチケットの共有は固くお断りいたします。
申し込み名義と配信参加時のお名前が異なる場合、視聴できない場合があります。
当イベントに関するお問い合わせは、本ページ左下の「メール」マークからお問い合わせいただくか、ミシマ社オフィスまで電話くださいませ。
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