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ビボう六

1,980円

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著者:佐藤ゆき乃 レーベル:ちいさいミシマ社 価格:1800円+税 判型:四六判並製 頁数:160ページ予定 装丁:名久井直子 発刊:2023年11月23日 ISBN:978-4-909394-95-8 C0093 ★重版中につき、11/28(火)増刷出来以降出荷いたします。 ●内容 *** 11/17(金)リアル書店先行発売! *** 【第3回京都文学賞受賞作】 怪獣だって恋したい――。 現実に絶望する小日向さんと、千年を生きるゴンス。 「夜の京都」で出会ってしまった二人の運命の行方は? 儚くも、淡い希望が揺れては浮かぶ、新世代のファンタジー。 *** ビボう一、ぢブん から あい札 お スル こと ビボう二、☺︎ が 大じ ……六つ目の、忘れたくないことは? *** 切なくて、ちょっとほろ苦くて、優しい物語。 京都にこんな優しい夜があるなんて知らなかった。 四角い闇は時に丸く、傷ついて疲れた心をつつみ込む。 「ビボう六」をわたしも作ろう。 ――大垣書店イオンモールKYOTO店・辻󠄀香月  ●あらすじ 肉親からの暴力や容姿のコンプレックス、叶わない恋に苦しみ、生きるのが辛い小日向。彼女は、「夜の京都」に落下し、これまでの記憶を失った。そこで出会ったのは、土蜘蛛の怪獣ゴンス。物忘れが激しいため、「ビボう六」という帳面を持ち歩き、忘れたくないことを書き留めているのだった。ゴンスは、小日向が元の世界に戻れるよう手助けするうち、恋心をどんどん募らせてゆく――。 装画:西村ツチカ ●著者プロフィール 佐藤ゆき乃(さとう・ゆきの) 1998年生まれ。岩手県二戸市出身、滝沢市在住。2017年に立命館大学文学部に進学し、在学中は京都市内で過ごす。2022年に、本作(原題「備忘六」)で第3回京都文学賞受賞(一般部門最優秀賞)。2023年に、「ながれる」で岩手・宮城・福島MIRAI文学賞受賞。

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