2024/10/25 23:59 まで販売
10/25(金)中島岳志×高木良子×ドミニク・チェン『鼎談:テクノロジーで死者に「出会う」~再現から想起へ』オンライン視聴チケット
1,650円
※こちらはダウンロード商品です
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<MSLive! オンライン配信>
10/25(金)開催、中島岳志×高木良子×ドミニク・チェン『鼎談:テクノロジーで死者に「出会う」~再現から想起へ』のオンライン視聴チケットです。
<開催日時>
2024年10月25日(金)19時~20時半
※配信後、申込者全員にアーカイブ動画をお送りします。(視聴期限1ヶ月間)
※アーカイブ動画は2024年11月30日まで、何度でもご視聴いただけます。
<出演>
中島岳志、高木良子、ドミニク・チェン
<内容>
今、お葬式やお墓の形態が、大きく変わってきています。
お葬式にかけるお金や時間が少なくなったり、墓じまいをする人が増えたり。
一方で、死者とのつながりを求める気持ちは、今も昔も変わらず、最近では、AIなどで亡くなった人を再現する技術が発達し、中国ではすでにビジネス化もされています。
昨年2月に創刊した『RITA MAGAZIN(リタマガ)』の第2弾は、そういった背景をもとに『弔いとテクノロジー』をテーマに、現在、制作を進めています。
この第2弾の編者となる中島岳志先生と「弔いとテクノロジー」プロジェクトメンバーの高木良子さんは、「弔い」と「テクノロジー」が交わるとき、豊かな死者との関係をつくるのは、AI等による死者のリアルな再現とは異なるのではないか、と考えています。
むしろ、たとえば、桜の花をみたときや、黄昏時に、死者のことをふと思い起こすように、私たちが「ふと思い出す」「存在に触れる」ような力を引き出すテクノロジーというものが、可能なのではないか。
情報学の研究者であるドミニク・チェンさんは、まさにその分野の研究として、不特定多数の遺言の執筆プロセスを集めたインスタレーション『Last Words / TypeTrace』の制作を行っています。遺言をタイピングするときの、打ち間違えや、打ちよどみ。完成した遺言だけではなく、そのプロセスに、読み手の想像力が喚起され、書き手と読み手の関係性が豊かになるのではないか。
誰しものそばにある「死者」と、私たちがどのように出会うかさえ左右する「テクノロジー」。その交点の今と未来について、存分に語らっていただきます。
※『RITA MAGAZINE』について
2024年2月、東京工業大学の未来の人類研究センターの伊藤亜紗さん、中島岳志さん、北村匡平さんを主な編集メンバーとして「テクノロジーに利他はあるのか?」というテーマで創刊、おかげさまで好評をいただいています。
https://mishimasha.com/books/9784911226001/
第2弾は、「弔いとテクノロジー」をテーマに、中島岳志さんが編者となって、2025年3月に発刊の予定です。どうぞお楽しみに!
<関連書籍>
未来の人類研究センター(編)「RITA MAGAZINE テクノロジーに利他はあるのか?」
https://mishimasha.com/books/9784911226001/
中島岳志(著)「思いがけず利他」
https://mishimasha.com/books/9784909394590/
<登壇者プロフィール>
中島岳志(なかじま・たけし)
1975年大阪生まれ。北海道大学大学院准教授を経て、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻は南アジア地域研究、近代日本政治思想。2005年、『中村屋のボース』で大佛次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞受賞。著書に『思いがけず利他』『朝日平吾の鬱屈』『保守のヒント』『秋葉原事件』『岩波茂雄』、共著に『料理と利他』『ええかげん論』『現代の超克』、編著に『RITA MAGAZINE テクノロジーに利他はあるのか?』などがある。
高木良子(たかぎ・りょうこ)
1975年生まれ。東京工業大学 環境・社会理工学院 社会・人間科学系 博士課程在籍。コミックエッセイスト、中国語翻訳者として活動する中、実父の死去を期に研究の道へ入る。現在は文化人類学的視角から「死者とAI」、「遺人形」、「デスマスク」など、広く「弔いの心性とテクノロジー」の関係について研究中。著書に『技術者のためのひとこと中国語フレーズ集』『落語、演っちゃいました』『ワタシでも着れちゃった! 1万円キモノ生活』などがある。
ドミニク・チェン
1981年生まれ。フランス国籍、日仏英のトリリンガル。博士(学際情報学)。NTT Inter Communication Center[ICC]研究員、株式会社ディヴィデュアル共同創業者を経て、現在は早稲田大学文化構想学部教授。人と微生物が会話できるぬか床発酵ロボット『NukaBot』の研究開発、不特定多数の遺言の執筆プロセスを集めたインスタレーション『Last Words / TypeTrace』の制作を行いながら、テクノロジーと人間、そして自然存在の関係性を研究している。
<参加方法>
・ご購入いただくと、チケットPDFファイルをダウンロードできます。そちらに記載の配信URLよりご参加ください。以下ページに詳しい手順をまとめています。
https://www.mishimaga.com/books/ms-live/002930.html
・当イベントに関するお問い合わせは、画面左下の「メール」マークからお問い合わせいただくか、電話(京都オフィス 075-746-3438 または自由が丘オフィス03-3724-5616)までご連絡くださいませ。
<注意事項>
・イベントチケットおよびアーカイブ動画の転売・共有は固くお断りいたします。
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