2024/12/02 23:59 まで販売
12月2日(月)平野啓一郎×中島岳志×高木良子「AIが死者を再現するとき~小説『本心』をめぐって」(リタマガ2編集室)オンライン視聴チケット
1,650円
※こちらはダウンロード商品です
20241202_ticket.pdf
398KB
<MSLive! オンライン配信>
12/2(月)開催、平野啓一郎×中島岳志×高木良子「AIが死者を再現するとき~小説『本心』をめぐって」のオンライン視聴チケットです。
<開催日時>
2024年12月2日(月)19時~20時半
※配信後、申込者全員にアーカイブ動画をお送りします。
※アーカイブ動画は2025年1月31日まで、何度でもご視聴いただけます。
<出演>
平野啓一郎、中島岳志、高木良子
<内容>
AIによる、死者の再現。
2020年にAI美空ひばりが話題となりましたが、昨今、中国や韓国ではビジネス化され、日常に近いものとなってきています。
昨年2月に創刊した『RITA MAGAZINE(リタマガ)』の第2弾は、『弔いとテクノロジー』を特集に据え、このテーマについても深めていく予定です。
この問題を正面から描いているのが、平野啓一郎さんの作品『本心』(2021年)です。
2024年11月に映画も公開される本作は、2040年の日本を舞台に、母親をAIで蘇らせた主人公が、知らなかった母親の顔や、隠されていた事実を知っていく物語です。
今後、『本心』で描かれた世界に近いことが現実となっていく中で、死者との交わりをどう考えるのか。そこに含まれる可能性やリスクはどんなものか。
リタマガ第2弾の編者となる中島岳志先生は、文学は、現実以上の現実、フィクションであるがゆえの深いリアリティを持つと語られています。プロジェクトメンバーの高木良子さんとともに、平野啓一郎さんと、じっくりと語らっていただきます。
※『RITA MAGAZINE』について
2024年2月、東京工業大学の未来の人類研究センターの伊藤亜紗さん、中島岳志さん、北村匡平さんを主な編集メンバーとして「テクノロジーに利他はあるのか?」というテーマで創刊、おかげさまで好評をいただいています。
https://mishimasha.com/books/9784911226001/
第2弾は、「弔いとテクノロジー」をテーマに、中島岳志さんが編者となって、2025年3月に発刊の予定です。どうぞお楽しみに!
<関連書籍>
平野啓一郎『本心』(文藝春秋)
https://k-hirano.com/honshin
未来の人類研究センター(編)「RITA MAGAZINE テクノロジーに利他はあるのか?」
https://mishimasha.com/books/9784911226001/
中島岳志(著)「思いがけず利他」
https://mishimasha.com/books/9784909394590/
<登壇者プロフィール>
平野啓一郎(ひらの・けいいちろう)
1975年愛知県蒲郡市生まれ、北九州市出身。京都大学法学部卒。1999年在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。40万部のベストセラーとなる。
以後、一作毎に変化する多彩なスタイルで、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。著書に、小説『葬送』『滴り落ちる時計たちの波紋』『決壊』『ドーン』『空白を満たしなさい』『透明な迷宮』『マチネの終わりに』『ある男』等、エッセイ・対談集に『私とは何か 「個人」から「分人」へ』『「生命力」の行方~変わりゆく世界と分人主義』『考える葦』『「カッコいい」とは何か』などがある。2021年5月26日、長編小説『本心』(文藝春秋社)刊行。2024年11月8日に、全国にて映画公開予定。
中島岳志(なかじま・たけし)
1975年大阪生まれ。北海道大学大学院准教授を経て、東京科学大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻は南アジア地域研究、近代日本政治思想。2005年、『中村屋のボース』で大佛次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞受賞。著書に『思いがけず利他』『朝日平吾の鬱屈』『保守のヒント』『秋葉原事件』『岩波茂雄』、共著に『料理と利他』『ええかげん論』『現代の超克』、編著に『RITA MAGAZINE テクノロジーに利他はあるのか?』などがある。
高木良子(たかぎ・りょうこ)
1975年生まれ。東京科学大学 環境・社会理工学院 社会・人間科学系 博士課程在籍。コミックエッセイスト、中国語翻訳者として活動する中、実父の死去を期に研究の道へ入る。現在は文化人類学的視角から「死者とAI」、「遺人形」、「デスマスク」など、広く「弔いの心性とテクノロジー」の関係について研究中。著書に『技術者のためのひとこと中国語フレーズ集』『落語、演っちゃいました』『ワタシでも着れちゃった! 1万円キモノ生活』などがある。
<参加方法>
・ご購入いただくと、チケットPDFファイルをダウンロードできます。そちらに記載の配信URLよりご参加ください。以下ページに詳しい手順をまとめています。
https://www.mishimaga.com/books/ms-live/002930.html
・当イベントに関するお問い合わせは、画面左下の「メール」マークからお問い合わせいただくか、電話(京都オフィス 075-746-3438 または自由が丘オフィス03-3724-5616)までご連絡くださいませ。
<注意事項>
・イベントチケットおよびアーカイブ動画の転売・共有は固くお断りいたします。
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