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内藤正典ゼミ(著)
定価:2500円(税別)
判型:四六判並製
頁数:272ページ
装丁:尾原史和(BOOTLEG)
発刊:2026年7月15日
ISBN:978-4-911226-36-0
C0095
●内容
ジャーナリスト、NGO職員、劇作家、映像作家、食品会社社員、研究者…
ひとつの入口(=ゼミ)から、出口(=その後)は無数!?
一橋大・同志社大で、地理学・多文化共生論・グローバル研究の
名物ゼミを開講した内藤先生と、卒業生13名が語る「学ぶとは」。
人はなぜそこに集まり、時間をかけて学ぶのか?
先生と学生は何をしているのか?
教育は人生とどう結びついているのか?
文系学問軽視、AIの台頭、対立・戦争が起こりつづける世界…を前に、
本気のゼミを運営してきた先生と教え子たちの「数十年後」から、大学の真価を実証的に探る。
いざ、リベラルアーツの城へ潜入!
●目次
はじめに 大学は役に立つ? 荒又美陽・見原礼子
Ⅰ ゼミ生となんでもやってみよう 内藤正典
Ⅱ とにかく現場に行け――ビジネスにゼミを生かす人たち
ゼミの延長で記者になる 髙木優(NHK札幌放送局報道専任部長)
フィールドワークは終わらない 中村誠(日本貿易振興機構イノベーション部)
ゼミの移民調査の二十年後――対話の一歩を踏み出すには 藤崎麻里(朝日新聞GLOBE編集部)
国際シンポで衝突を起こす 山本訓子(国際交流基金・トロント日本文化センター所長)
ディシプリンに閉じこもるな 森山拓也(NGO気候ネットワーク)
Ⅲ 卒論は好きなことをやれ――ゼミとほぼ関係ないのに、仕事のきっかけを得た人たち
ゼミのカメラを勝手に持ち出す 山﨑梨真(映像作家)
人生を変えたゼミ旅行 菅沼あづさ(ニップン海外事業本部国際部)
臆病な背に添えられた手――忘れられない野外劇 村野玲子(劇作家)
内藤先生の思いつき 戸加里康子(マレーシア語講師)
Ⅳ 難しい問いを立てよ――研究者になり、自らもゼミを率いる人たち
大学は難しい問いを立てる場所 イヤス・サリム・アブ=ハジアル(国際社会学/カールトン大学)
それおもしろいから、ルポルタージュを書いてみろ 嶋田晴行(国際協力開発論/立命館大学)
いちばん覚えているのは、ベルリンのアップルパイの話 荒又美陽(人文地理学/明治大学)
9・11の日、先生とパリにいた 見原礼子(子ども社会学・比較教育学/同志社大学)
Ⅴ ゼミはリベラルアーツの拠点である 座談会 内藤正典×荒又美陽×見原礼子
内藤正典ゼミ関連年表
●プロフィール
内藤正典ゼミとは?
一橋大学社会学部・大学院社会学研究科地球社会研究専攻(1986年~2010年)、同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科(2010年~2026年)で内藤正典が開講したゼミ。地理学、多文化共生論、グローバル・スタディーズを専門とし、海外でのフィールドワークを重視する研究を行う。ゼミ卒業生が執筆に携わった書籍に『トルコ人のヨーロッパ』『「新しい戦争」とメディア』(以上、明石書店)、『空飛ぶ大学』(出窓社)など。
内藤正典(ないとう・まさのり)
1956年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科科学史・科学哲学分科卒業。同大学院理学系研究科地理学専門課程(博士課程)中退。博士(社会学)。専門は地理学、現代イスラム地域研究。東京大学教養学部助手、一橋大学社会学部講師、助教授を経て大学院社会学研究科教授。現在、同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。著書に『となりのイスラム』『教えて! タリバンのこと』(以上、ミシマ社)、『国境って何だろう? 14歳からの「移民」「難民」入門』(河出書房新社)、『トルコから世界を見る』(筑摩書房)、『ヨーロッパとイスラーム』(岩波新書)、『プロパガンダ戦争』(集英社新書)、『アッラーのヨーロッパ』(東京大学出版会)など多数。