ミシマ社 編
判型:46判並製変型
頁数:432ページ
装丁:大原健一郎(NIGN)
発刊:2015年3月27日
ISBN:978-4-903908-60-1
一冊の本が人生を変える。
「本離れ」「活字離れ」と嘆く前に、出版にかかわる私たちが本気で動かなければいけないことがある。その一つが中高生たちへ「この一冊」を紹介することであることは間違いないでしょう。
幸い、私たちの周りには、素敵な書店員さんがいっぱいいます。本を愛してやまないプロ中のプロです。
そんな、365店舗の365人の方々が心から推す、「この一冊+その次に読むことをオススメする一冊」とは?
本書をぱらぱらと読めば、きっと、中高生にかぎらず、誰もが、読書の喜びに触れることになるはず。
ブックガイドとしてはもちろん、ぜひ楽しんで「読んで」いただければこれほど嬉しいことはありません。
そして同時に、本屋さんに通う喜びを味わっていただければと思います。前著『THE BOOKS』とは違う365店のお店にご登場いただいておりますので、『THE BOOKS』と合わせて書店巡りを楽しんでいただければ幸いです。
本という世界が、若い人たちのなかで血液のように流れつづけていくことを願いつつ。
(はじめにより)
●ミシマ社と本書について
ミシマ社は、「原点回帰の出版社」として2006年10月に創業。現在メンバーは8名。全員全チーム(編集・営業・仕掛け屋)の仕事をするというスタイルで、東京・自由が丘、京都府京都市の二拠点で、「一冊入魂」の出版活動を展開中。取次店などを介さない「直取引」という営業スタイルで「一冊」を全国の書店に卸している。
2012年に発刊した『THE BOOKS――365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」』が好評で続編をとの声をいただいたこと、また一人でも多くの中高生に、人生を変える「一冊」との出会いを届けたいという想いから、前作とは重複のない365書店、365名の書店員さんに選書をしてもらい、構成した。本書に登場する書店のMAPを巻末に掲載。