

山本ふみこ(著)
判型:四六判並製
頁数:184ページ
装丁:名久井直子
発刊:2016年11月26日
ISBN:978-4-903908-86-1
家のしごとには、渾身のちからをこめるだけの値打ちがある。
...でもときには、
サボったり、大げんかしたり、
やらかしてもいる。
山本さんの、そんな日常。
毎日新聞の人気連載を書籍化
わたしが小さなものと向きあおうというとき。もうもう、決まって、台所へ飛びこむ。
...小さなおかずをたくさんこしらえて、冷蔵庫に貯えるしごとに、不調や憂いの値打ちをわからせてもらった。
――本文より
●著者情報
山本ふみこ(やまもと・ふみこ)
1958年北海道小樽市生まれ。随筆家。3人の娘を育て、食事をつくり、掃除に精を出し、市の教育委員として奔走し、一人暮らしの親を気にかけ、ときに原発に思いを巡らせ、夫婦喧嘩をし…日々を重ねる。『朝ごはんからはじまる』『まないた手帖』(ともに毎日新聞社)、『おとな時間の、つくりかた』(PHP文庫)、『暮らしと台所の歳時記――旬の野菜で感じる七十二候』(PHP研究所)、『こぎれい、こざっぱり』『台所から子どもたちへ』(ともにオレンジページ)ほか、著書多数。