

安田 登(著)
判型 四六判並製(角丸)
頁数 96ページ
装丁 文平銀座
発刊 2015年12月08日
ISBN 978-4-903908-70-0
紀元前3000年に生まれた原初の神話が現代によみがえる!
アフロディーナもヴィーナスも聖母マリアも、もとは皆、「イナンナ」から始まった!?
能楽師である著者が、古典中の古典「イナンナの冥界下り」を現代語訳、その隠された現代的意味を解説する。
ウツ、自殺......「心」の副作用に見舞われている「不安創出社会」の次の時代のヒントがここに。
●著者情報
安田登(やすだ・のぼる)
1956年千葉県銚子市生まれ。能楽師のワキ方として活躍するかたわら、甲骨文字、シュメール語、論語、聖書、短歌、俳句等々、古今東西の「身体知」を駆使し、様々な活動を行う。「イナンナの冥界下り」をシュメール語で能楽を柱に上演する公演は、2015年11月から各地て?随時行われる予定。著書に『異界を旅する能~ワキという存在』(ちくま文庫)、『日本人の身体』(ちくま新書)、『あわいの力~「心の時代」の次を生きる』(ミシマ社)など多数。