米倉誠一郎(著)
判型:46判並製
頁数:292ページ
装丁:寄藤文平・北谷彩夏(文平銀座)
発刊:2011年6月9日
ISBN:978-4-903908-27-4 C0033
多額の負債、長引く不況、そして東日本大震災という試練に直面している日本。
だが、国内、海外問わず、すでに「未来」は起きている!
歴史を見ても、西山弥太郎、大隈重信はじめ、困難を乗り切り、大変革を起こした先例がある!
本書では、そうした事例を多面的に考察し、日本のパラダイム・チェンジの方向性を導き出す。
「静かなるジャスミン革命」は、強力なリーダーや既存の組織によってではなく、一人ひとりの小さな動きによって「創発的に」起こる――。
未来への希望が詰まった、著者渾身の一冊。
●著者情報
米倉誠一郎(よねくら・せいいちろう)
1953 年東京生まれ。一橋大学社会学部および経済学部卒業。同大学大学院社会学研究科修士課程修了。ハーバード大学Ph.D.(歴史学)。97 年より一橋大学イノベーション研究センター教授。
企業経営の歴史的発展プロセス、特にイノベーションを核とした企業の経営戦略と発展プロセスを専門とし、多くの経営者から熱い支持を受けている。季刊誌『一橋ビジネスレビュー』編集委員長、六本木ヒルズにおける日本元気塾塾長も務める。
著書に『経営革命の構造』(岩波新書)、『勇気の出る経営学』(ちくま新書)、『経営史』(共著、有斐閣)、『ジャパニーズ・ドリーマーズ』(PHP新書)、『脱カリスマ時代のリーダー論』(NTT出版)など多数ある。