

三砂ちづる(著)
判型:四六判並製
頁数:216ページ
装丁:寄藤文平(文平銀座)
発刊:2016年11月26日
ISBN:978-4-903908-87-8
恋愛しない男女、不機嫌な夫婦、見失われる人間の本能...に活を入れ、若者の可能性、受け継ぎたい知恵、外国で見つけた希望の芽...を言祝ぐ。
ミサゴ先生の、耳にイタく、心にあたたかい話。
こんなタイトルにしてよかったのだろうか。女がおかしいって、いちばんおかしいのはおまえだろう、と言われるむきもあろうし、本人もおかしい、という自覚もある。お許しを乞う次第だが、でも今の女たちはやっぱり、自分を含めてなにかおかしい。この本をお読みくださったあなたは、同意くださるのではないか、と思っている。 ――あとがきより
●著者情報
三砂ちづる(みさご・ちづる)
津田塾大学国際関係学科教授、作家。1958年、山口県生まれ。兵庫県西宮市で育つ。京都薬科大学卒業。ロンドン大学Ph.D.(疫学)。著書に『 オニババ化する女たち』(光文社新書)、『月の小屋』(毎日新聞出版)、『女が女になること』(藤原書店)、共著に吉本ばなな氏との『女子の遺伝子』(亜紀書房)、渡辺京二氏との『女子学生、渡辺京二に会いにいく』(亜紀書房・文春文庫)、訳書にパウロ・フレイレ『新訳 被抑圧者の教育学』、編著に『赤ちゃんにおむつはいらない』(勁草書房)などがある。