

近藤雄生(著)
判型:46判並製
頁数:341ページ
発刊:2010年7月13日
ISBN:978-4-903908-20-5 C0095
無職、結婚、そのまま海外!
バンバリーでイルカ三昧、アマガエル色のバンで北へドライブ、東ティモール、捕鯨の村……二人の新婚生活はどこへ行く?
「旅の中を生き続けたい。そう思い、結婚直後に仕事はないまま、ぼくらは二人で旅に出た。旅をしながら、住んで、学んで、働いて。五年におよんだそんな「遊牧」の日々の中で、ぼくらは確信した。そう、いまは、旅が暮らしになる時代なんだ、と――」
本書は、その五年間の最初の一年を記録した作品であり、「旅が暮らしになる時代」の<新しい夫婦の形>を描いた、異色の脱力系ノンフィクション。
●著者情報
近藤雄生(こんどう・ゆうき)
1976年東京生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院修了後、旅をしながら文章を書いていこうと決意し、2003年に妻とともに日本をたつ。オーストラリ アでのイルカ・ボランティアに始まり、東南アジア縦断(2004)、中国雲南省で中国語の勉強(2005)、上海で腰をすえたライター活動 (2006-2007)、その後ユーラシア大陸を横断して、ヨーロッパ、アフリカへ。2008年秋に帰国し、現在京都在住。著書に『旅に出よう』(岩波 ジュニア新書)がある。