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駒込武・小山哲・藤原辰史(著)
定価:2000円(税別)
判型:四六判並製
頁数:224ページ
装丁:寄藤文平(文平銀座)
発刊:2026年12月11日
ISBN:978-4-911226-46-9
C0020
●内容
台湾有事、親日的……これって本当?
首相の「存立危機事態」発言、軍事費急増、日中関係緊張…をうけ、緊急発刊!
常識として学びたい、日本の植民地主義と新しい帝国の台頭
足元の歴史に向き合い、対話をはじめるために
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駒込「生まれ育った土地、そこに根差した物語、歴史の記憶や景観を大切にすることすら禁じられるのが植民地主義です」
小山「台湾も、パレスチナも、ウクライナも、私が専門とするポーランドも、分割支配される歴史を経験してきた、まさに『帝国の狭間』と呼べる地域です」
藤原「何気なく過ぎ去る暮らしに支配が組み込まれている。軍事力や経済力も帝国の力の表れですが、一緒に桜を見て綺麗だと感じたいと思うことにも暴力性が宿っています」
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『中学生から知りたいウクライナのこと』『中学生から知りたいパレスチナのこと』に続き、世界で起きる戦争・対立を前に歴史を学びなおす大好評シリーズ〈第3弾〉
●目次
はじめに 藤原辰史
Ⅰ 今知りたい「台湾有事」と「台湾」のはなし 駒込武
Ⅱ 講義+鼎談 新しい帝国の時代
講義 米と権力――帝国日本の品種改良プロジェクトから 藤原辰史
鼎談 「帝国の狭間」から歴史をみる 駒込武・小山哲・藤原辰史
Ⅲ 植民地支配を生きた人びとの経験に学ぶ 駒込武
Part1 帝国主義時代における「文明」と「野蛮」
Part2 「台湾人の学校」という夢
Part3 「自己決定」への願い
コラム ポーランドの子どもたちが起こした学校ストライキ 小山哲
Ⅳ 鼎談 私たちのなかにある植民地主義を知る――小説『台湾漫遊鉄道のふたり』を読んで 小山哲・藤原辰史・駒込武
おわりに 駒込武
●プロフィール
駒込武(こまごめ・たけし)
1962年生まれ。京都大学大学院教育学研究科教授。専門は植民地教育史、台湾近現代史。主な著書・共編著に『植民地帝国日本の文化統合』『世界史のなかの台湾植民地支配』『台湾と沖縄 帝国の狭間からの問い』、訳書に呉叡人『台湾、あるいは孤立無援の島の思想』。
小山哲(こやま・さとし)
1961年生まれ。京都大学大学院文学研究科教授を経て、現在、佛教大学歴史学部特任教授。専門は西洋史、特にポーランド史。主な著書・共編著に『中学生から知りたいウクライナのこと』『中学生から知りたいパレスチナのこと』『大学で学ぶ西洋史[近現代]』。
藤原辰史(ふじはら・たつし)
1976年生まれ。京都大学人文科学研究所教授。専門は現代史、特に食と農の歴史。主な著書に『中学生から知りたいウクライナのこと』『中学生から知りたいパレスチナのこと』『稲の大東亜共栄圏』『食権力の現代史』『生類の思想』『ナチスのキッチン』『分解の哲学』。